2024年6月、東京都新宿区にある目白大学 の学生の皆さんに「ブックスタート」についてご紹介する機会をいただきました。
対象は、 保育士や幼稚園教諭を目指して学んでいる 、人間学部子ども学科の2年生。
科目は「保育内容演習(ことば)」です。
この授業を担当する當銘(とうめ)美菜先生によると、学生の皆さんは、保育技術について学ぶなかで、絵本の読みきかせやパネルシアターなどを実践する機会はあるそうですが、「赤ちゃん」に向けた取り組みを知る機会は限られるとのこと。今回は、これから予定されている保育園や幼稚園での実習に向けて、絵本を仲立ちに、赤ちゃんと向き合うヒントを得られるような話をしてほしいと、ご依頼を頂きました。
今、まさに現場の最前線に立とうとしている学生の皆さんに、ブックスタートのことを知っていただけるのは、とてもありがたく、心強い限りです。喜び勇んで授業に挑みました!
先生とご相談し、授業は前半、後半の2部構成で進めることにしました。
前半は「赤ちゃんとの絵本の時間とは」「ブックスタートとは」の2つのテーマを柱に、写真や動画などを交えてお話し。後半は現在、各地で赤ちゃんに手渡されている「ブックスタート赤ちゃん絵本」を、学生の皆さんに互いに読みあってもらいました。
授業終了後のコメントシートには、皆さんの様々な気づきが、生き生きとした言葉で綴られていました。ご承諾を得て、一部を原文のままご紹介します。
―――
赤ちゃんの気持ちを想像しながらの読みきかせ。その声は一人ひとり異なりますが、どの声にもあたたかな響きがありました。皆さんのこうした愛情あふれる「声のことば」に出会えることを、赤ちゃんたちはきっと、心待ちにしているのではないかと思います。
授業は後期にも予定されています。
学生の皆さんに、またお会いできるのが、とても楽しみです!
◆ 目白大学webサイトでも授業の様子をご紹介いただきました。