コロナ禍で休止していたブックスタートでの読みきかせを再開する動きが加速しています。
佐賀県有田町でも、2020年2月から休止していた読みきかせを、本年10月に再開。
実に3年8か月ぶりの喜びを、有田町東図書館 山口弥生さんが、写真とメールでお知らせくださいました。赤ちゃんは「満面の笑み」です！
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10月17日、ブックスタートでの読みきかせを、無事に再開いたしました。
昨日は赤ちゃんの人数も珍しく多く（近年、著しい少子化でかなり厳しい状態ですが）、町内の大ベテランさんにボランティアでお越しいただきました。
その読み手のお二人は、これ以上の方はいらっしゃらない！と断言できるような素晴らしい方で（個人的にも私が「師」と仰ぐお二方です）、数年ぶりにもかかわらず以前のようなあたたかいゆったりとした特別の空間を作ってくださいました。
泣いていた赤ちゃんも笑顔になり、小さな手を一心に絵本に伸ばしたり、絵やお話の内容によっては 口をもぐもぐさせたり、それを見たお母さま方も皆さん笑顔で。
待ち望んでいた光景に、感極まって涙ぐんでしまいました。（涙もろいもので・・・）
やはりブックスタートは素晴らしい事業です。
絵本の力。人の力。愛情や優しさがいろんなことを包み込む様子に、感動した一日でした。
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ブックスタートの発案者、ウェンデイ・クーリングさんは次のように話されています。
「私たちはブックスタートで、本がどんなに素晴らしいかということを教えているのではなく
幸せとは何かということを理解するための『経験』を届けているのです。」
「絵本」とそれを手渡す「人」が赤ちゃんにもたらした、幸せな経験。
それが、この笑顔に表れていているのかもしれませんね。
嬉しいお知らせをありがとうございました！
