長崎県時津町のブックスタートでは、現在13名のボランティアさんが活躍中。そのうち8名の方が、ご自身もブックスタートを経験したお母さんです。
こちらの写真で絵本を読んでいる若松 弘美さんもそのお一人。中学生のお子さんがいらっしゃいます。お友達の誘いをきっかけに活動を始められました。
6月に開催された研修会では、ボランティアさんから、こんな声が聞かれました。
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「子どもは17歳と18歳になりましたが、ブックスタートの絵本は大切にとってあります」
「我が子の時は、赤ちゃんって、絵本が分かるんだ!と驚いたことを覚えています」
「子どもと一緒に図書館や子育て支援センターに通い、楽しい時間を過ごしました」
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お子さんとの豊かな絵本の時間を胸に活動される皆さんは、親子にとって頼りになる存在。
身近な子育ての応援団です。
そんなボランティアさんについて、ブックスタートを担当する図書館職員の吉岡春奈さんは次のように話してくれました。
「私自身も、今小学生の母親ですが、子育ての先輩でもある皆さんの言葉が心に沁みることが多いのです。赤ちゃんのお母さん、お父さん方も、きっと私と同じように感じられると思います。本当にありがたく、心強いです!」
絵本のひとときを、次の世代にも。そのために、ちょっとお手伝い。
時津町では、そんなあたたかな輪が広がっています。