「ボランティアセンターに募集広告を出したところ、27歳の中国出身の方が会員になってくれました。若い力がうれしいです!」
富山県高岡市のブックスタート・ボランティア「らっこの会」会長の竹内ときえさんから素敵なお知らせが届きました。
ボランティアに応募したのは、中国江蘇省出身の傅鈺(フギョク) さん。
1歳10 か月になる男の子のママです。竹内さんたち、先輩ボランティアからは、「ふーちゃん」の愛称で親しまれています。
傅鈺さんは2017年に来日し、2021年に出産。参加した市の育児教室で赤ちゃんと絵本を読むことの楽しさを知り、ブックスタートに携わりたいと思われたそうです。
「絵本を読むと、赤ちゃんの目が動いたり、笑ってくれたりするんです。その様子にとても感動しました。赤ちゃんと絵本を楽しめるというのは言葉や文化は違っても、誰にも共通する普遍的なものだと思います」と傅鈺さん。
傅鈺さんが仲間に加わったことは新聞*でも大きく取り上げられました。
*富山新聞(2023年4月21日) https://www.hokkoku.co.jp/articles/tym/1047994
*北日本新聞(2023年4月21日)https://webun.jp/articles/-/383852
いずれも有料記事のため、会員以外は見出しのみ閲覧可。
竹内さんは「対象者のなかには中国出身の方もいます。ふーちゃんは、そうした人の気持ちを私たちより汲み取ってくれるだろうし、市の事業に中国出身のボランティアが参加していること自体に大きな意味があるのではないでしょうか」と語ってくれました。